東京総研及び元森公認会計士・税理士事務所の掲載記事情報

掲載記事トップへ

新聞記事
「予定表や住所録 ネット通じ更新」 
日本経済新聞社 夕刊 1999年8月31日掲載

当社の9月13日の未公開企業研究会で講師をして下さる松本氏の会社が日本経済新聞に紹介されました。

ホットラインなど新会社
  個人向けにサービス インターネット関連ベンチャーのホットライン(大阪市、武内仲介社 長)などベンチャー企業四社は共同。で新会社を設立、十月からネットを 使った個人情報管理サービスを始める。自分のパソコンだけでなく、携 帯電話や他人のパソコンなどからも自分のスケジュールなどをインター ネットを使って閲覧したり、更新できるようにする。利用料は無料にし、 広告で収益を確保する。各社が得意技術を持ち寄って新事業を育成し、 三-五年後に事業売却や新規公開などで収益を上げる考え。

   新会社ピー・アイ・エム(神戸市、松本真尚社長、06・6345・5875) は資本金千万円で設立した。ホットラインが三五%、電脳隊(東 京・渋谷、田中祐介社長)とガリレオセスト(東京・渋谷、池田順 一社長)、イェルネット(東京・白黒、木間毅社長)が二〇%ずつ 出資。ベンチヤー支援のエンゼル証券(大阪市、細川信義社長) も五%を出資した。

  ピー・アイ・エムはサーバーを設置し、利用者が個 人のスケジュールや住所録、電子メールなどのデータをインターネットを通じ て送信し、このサーバーに蓄積するサービス「ドースル」を始める。これまで利 用者は自分のパソコンにデータを保存しておくのが一般的だが、ピー・アイ.エ ムがデータを一元管理するため、会社や家庭、外出先からデータを書き換えて も、ピー・アイ・エムのサーバーに接続すれば常に最新情報が保存・利用できる。 利用者でグループを作り、互いのスケジュールを閲覧することも可能。ID 番号とパスワードを使い第三者が盗み見ないようにする。

  初年度に三十万人の会員獲得を計画。広告は会員登録時に趣味などを申告してもらい、掲載する対象を選 別し効果を高める。スケジュール帳と連動させ、映画の封切り日など特定日に広 告を載せることもできる。利用するシステムは、ネットワークに強いホットラ インの技術者、携帯電話関連ソフトに優れた電脳隊の技術者など、四社の担当者 が集まって開発する。