東京総研及び元森公認会計士・税理士事務所の掲載記事情報

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■当社が、「B-ing」の記事に紹介されました。
2000年2月23日 掲載

ベンチャー企業を成長させる。 それがビジネスかつ楽しみである。

東京総研株式会社 元森俊雄氏 (もともり としお)

代表取締役社長/50歳 経歴/東大卒。通産省に2年間勤務。会計士試験に合格後、 ハーバード大学でMBA取得。米系コンサル会社などを経て現職。

「今月17日、ベンチャー・オンライ ン(VOL)サイトをプレ・オープン します起業家の二ーズと、ベンチ やーキャピタルなど投資家の投資条 件を登録。そして当社が、起業家支援 などの情報発信と、起業家と投資 家とのマッチングを行うのです。なお、本格オープンは5月です」

ただし、「出会い」サイトを運営 するだけではない。実は東京総研自体 が、スタートアップ段階のVB(ベンチャービジネス)に 照準を絞ったVCベンチャーキャピタル)なのだ。しかも本来は、インターネットに詳しいコン サルティング会社なのである。 さらに東京総研の強みは、パート ナー企業の存在だ。

まず、元森氏が 代表を兼務する「元森公認会計士・ 税理士事務所」、そして、同氏か代 表社員でもある「監査法人ナカチ」 である。つまり、起業支援・公開支 援コンサル・公開前から公開後の監 査までを総合的に行えるのだ。 実績もある、2年半ほど前から20 回以上、「未公開企業研究会」を開 催しており、すでに何社かを孵化さ せた、また、人脈という財産も多い。 有力VB、大手VC、他の専門家、 更には通産省などとのパイプだ。

では、東京総研の事業展望は? 「数年後には、親密なVBの何杜か が株式公開しているでしょう。キャ ピタル・ゲインを得ることができる し、コンサル・フィーも増えます。 もちろん、有望VB発掘にも拍車を かけ続けます」

ということは、転がる雪だるまの ように、収益源が増大するのか。 「簡単ではないが、可能だと思って います。当社社員は、全員がコンサ ルなり財務なりのプロ。案件ごとに 最適なチームを配置します。また今 コンサル報酬を払えないVBは、株 や株の権利で支払うことも可能で す。ちなみに当社担当者個人がその 権利を得ることもできます。さらに 担当企業の経営陣と意気投合して移籍することも独立することも、むしろ当社の誇りだと考えています(笑)」

写真下部の元森氏プロフィールからも類推できるだろうが、いい意味 でアメリカ的な風土でもあるのだ。